不満心理の自己発散場

日々感じている事や不満をタッチタイピングの習得と文章力強化の練習がてら書いていくブログ。

ネットの文章で「えーと」「ええと」「えっと」って使う奴沈めたくないですか?

  皆さんこんにちは!unburnableです!!

(この一文しゅごい。一昔前の調子乗った人気ブロガー感が何故か出てる。でもそういう輩大嫌いだったな俺)

 今回の記事なんですが、まあ言いたい事は大方タイトルの通りです。

 プロフィールに一応「嫌いなものが好きなものの3倍ぐらいあります」って書いてる以上、そろそろ嫌いなものを主題に据えて記事書いといた方が良いかな、と思ってキーボード打ってます。プロフィール変えろ?聞こえねえな。

 

 まずちょっと前提としての自分語りが入っちゃうことをお許しください。

 自分は今22歳です。その自分が学校の授業とか抜きにしてプライベートでインターネット始めたのって10年ぐらい前からなんですけど、その当時交流する人達の文章の中には「えーと」「ええと」「えっと」ってほとんど見かけなかったように思うんですね。単に自分が初心者でそういう事に意識が向いてなかったから、認識してなかっただけかも知れないんですけど。

 でも、ここ2~3年ぐらいから急に目に付くようになり出して、その度に自分のイライラが募ってきたわけですよ。

 そういう書き込み・文章を見かける「場所」っていうのも大体決まってて、頻出するのが「小説家になろう」ってサイトの作品感想欄(「小説家になろうって何?」って人は調べなくていいです。というか調べないで。世の中には見なくていい闇もある)、それとtwitterはてなブックマークのコメントでもたまにですが見かけますね。書き込みや文章の総数に対しての絶対数はまだまだ少ないんですが、生息範囲としては割と広めかなと思ってます。

 そもそもなんで沈めたいほど嫌いなのか

 

 いざ書こうとすると結構難しいんですけど、まず第一に「書き言葉で意思疎通してる中に話し言葉的表現がいきなり出てくるから」だと自分では思ってます。

 ネットで意思疎通とか交流を図る時って、skypeみたいなソフト使わない限り文章と文章のやり取りになるじゃないですか。多分割合的にもテキストでのやり取りが未だにネットでのコミュニケーションの8割ぐらい占めてるんじゃないかと推察します。

 で、テキストでのやり取りをするってなった時に、自分達日本人は無意識的に「文語体(書き言葉)」を選択してその文体で書く。これはもう皆さんが当たり前にやってる事と思います(けもフレ民?あいつらがやってんのはコミュニケーションじゃなくシグナルパターンの応酬なんで、反駁材料にはならないですね。早くブーム終われよCGアニメ大嫌いなんだよ)。

 しかしですよ、「えーと」「ええと」「えっと」ってガチガチの話し言葉、しかも表現されてる事柄としては「意見や感想言う前の繋ぎとして出る音」でしかないんです。

なしてこげなもんが書き言葉で書いとる文章に入り込んでくる!?

 もう本当に意味が分かりません。書く人の気持ちが冗談抜きで分からない。

 そう考えると、自分は「嫌い」なんじゃなくてどっちかというと「理解出来なくて怖い」という気持ちを持ってると言った方が良いのかも知れません。

 実際、当該文章を発見したらちょっと目を背けますし、その人の文章は読もうと思いません。なんならすぐ「戻る」ボタンクリックしちゃってたりもします。

 自分なんかは文章書く時に誤字脱字が無いかすごい気にするんですよ。2chに書き込んだ事も1度や2度じゃないですけど、レスだって書き込む前に一度見直す癖が付いちゃってます。誤字った時や消し忘れて同じ文字が重複した時なんかは「やっちゃったな」なんて思う訳ですよ。

 でも「えーと」「ええと」「えっと」は訳が違うんですよ。こいつらは誤字脱字の正反対、「まるで書かなくていい過剰字」なんです。そもそも書かない。小説執筆中に会話文を記してる時とか、議事録取ってる時以外は「書く機会」すら無いはずなんですよ。

 (このブログでも愚痴とか怒りみたいなものを口語的文法で時々挟み込んではいるんですが、これはウケ狙いというか、ネタ的な意味があるんですよ。「ええと」単体にはそれすらもありませんからね)

 でも世の中にはそれを文章中に書く人が一定数居るんですよねえ……。不思議だ。記事タイトルの「沈めたい」っていうのも、「理解不能で怖いからどっかに沈めて見えなくしちゃいたい」って深層心理が無意識に発露されていたのかも知れませんね。あれ、自分怯えた子猫みたいで可愛いじゃん。

書いちゃう人は「どうして」書くのか

 「すごーい!君は『えーと』とか文章で書いちゃうフレンズなんだね!!意味不明!!」で終わらせちゃうと余りにも非生産的なので、解らないなりにその理由を推察してみようと思います。

①(侮蔑的なニュアンスを含む)戸惑いの感情を表そうとしている

 個人的にはこれが結構当てはまるんじゃないかな、と思ってます。

 ネット黎明期~草創期辺りに流行った顔文字で

 「^^;」

 こんな汗かいた感じのものがあったかと思いますが、「えーと」はこれに近いのではないかという推測です。

 上記顔文字が2chなどのネット掲示板界隈で使われる際、「恐縮している事」を表すのと併せて「こいつ何言ってんだ……」的ニュアンスでも使用されていました。

 

例:「そのレスは自分で自分の足を撃ってるように思います……^^;」

 

 うわ、厭味ったらしいなこれ。

 この一文を「えーと」バージョンにしてみると、

 

置き換え例:「えーと、そのレスは自分で自分の足を撃ってるように思います……」

 

 個人的な感想ですが、含ませた思いは維持されつつ言い換える事が出来たと思います。つまり、「えーと」「ええと」「えっと」を使う人は侮蔑的なニュアンスを言外に含ませて相手を見下している場合がある、と言えそうです。

 ……ますます「えーと」の使い手が嫌いになってきたぜ。

 ②長い文章・論理的な文章を書く前に習慣的に入れてしまっている

 これはあまり無いかなという気もしますが、普段あまり堅苦しい文章や討論に使用されるような文章を書いてない人が「説明する時用の文章」を書く際の枕詞として使っているパターン。まあないとは思いますが。

 ③音声入力をしている

 かっけぇ……。スタイリッシュぅ……。

 でも一回見直そうね。「えーと」入っちゃってるから。

 ④そもそも書き言葉とか話し言葉とかを解ってない

 馬鹿が。中学校からやり直せ。

 おわりに

 ちょっと考察してみましたが、どこまでいっても理解できない人に対しての推測でしかないんで、本質に迫れたとは思ってないです。思考する事自体に意味があるんで。

 でも、個人的にはやっぱり「えーと」「ええと」「えっと」は文章で使わない方が良いと思います。使用反対派。

 まずもって意味が無いし、侮蔑的なニュアンス含ませててもあまりに迂遠過ぎて伝わらない事の方が多いだろうし、伝わったら伝わったで陰湿だからいい方向には進まないだろうし。

 あまり纏まってませんが、これを読んだ人が自分の発した文章を振り返るきっかけになればいいなと思いつつ、終わりたいと思います。